はみんぐばーどの”想い”

はみんぐばーどの想い

「はみんぐばーど」とは、ハチドリのことです。
世界で一番ちいさな鳥であるハチドリは、古来よりネイティブアメリカンの間で"幸せを運ぶ小鳥"とされ、優しさのシンボルとして大切にされてきました。

「ハチドリのひとしずく」というお話を、皆さんは知っているでしょうか。
それは南米のアンデスに伝わる短い短い民話です。

 

あるとき 森が燃えていました

森のいきものたちは われ先にと 逃げて いきました

でも 一羽のハチドリだけは 逃げません

いったりきたり

くちばしで 水のしずくを 一滴ずつ 運んでは

それを火の上に 落としていきます

ほかのいきものたちは それを見て 口々に

「おまえみたいな ちいさいものが そんなことをして いったい 何になるんだ」

といって 笑います

一羽の ハチドリは すすけながら こう答えました

「私は 私にできることを しているだけ」

出典:「ハチドリのひとしずく」 辻信一監修 光文社刊行(2005年)

 

小さくても、笑われても。
「私にできることをただしていくだけ」
その気持ちを忘れずに、はみんぐばーどは子供たちと触れ合う毎日を大切に、共に成長していきたいと願っています。

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